2010年12月30日木曜日

テトラツアー : 瀬戸内海 VS 日本海


突然ですが、兵庫県立 人と自然の博物館に行ってきました。
すでに会期は終了してしまいましたが、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海 VS 日本海」というテーマで、瀬戸内海のテトラポッドと日本海のテトラポッドを実物大で比較展示していたのです!

さっそく見てみましょう!
瀬戸内海テトラ 4t タイプ(2m) どーん!

日本海の 32t タイプ(4m) どどーん!



そう、段ボール製なんです。
この展示は、国内テトラポッドの商標を持つ、株式会社不動テトラの協力のもと、実物展示をする案もあったそうなのですが、実物では床が抜ける!!
では、型を借りよう、、とそれでも重すぎる。そこで、段ボールに行き着いたそうです。原型はテトぐるみで有名な「仮想ブロック」さんが作成し、実際の組み立ては子供たちを集めてイベントとして行ったそうです。なんともうらやましい。

テトラポッドのペーパークラフトも展示していました。

しかし、この博物館は至る所に剥製、標本、3D ディスプレイやプロジェクタを使った展示など、興味をそそられる物がゴロゴロしています。なかでも、オオクワガタ20倍模型はずるいです。なんですか、20倍って。


場所は変わって、大阪。今回のダンボールテトラのもう1人の立役者、段ボールの加工を行った矢野紙器株式会社さんが運営する、「カフェだんぼうる」に行ってきました。店内のイスやテーブル、ランプシェードなど、すべて段ボールで出来ています。スゴい。



アポイントなしで伺ったにも関わらず、段ボール工場の見学までさせていただきました。段ボール製造のみならず、職場体験やワークショップの開催、雇用創出としてのカフェや農業などなど、現代の就労問題に真剣に取り組まれておりました。

当初は、中之島に巨大アヒルを浮かべる、「ラバーダックプロジェクト2010」をメインに旅行を計画したのですが、、

本当に有意義な1日となりました。博物館、矢野紙器株式会社の方々にも、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申しあげます。


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